プリント基板総合メーカー|RITAエレクトロニクス株式会社 > 事例紹介 > プリント基板の放射ノイズ対策ーパターン設計の改善
プリント基板の放射ノイズレベルを抑制したい。
電子機器の高速化により、ノイズ発生源であるLSIのエッジレートを高速化してきた。
そのため、伝送路もひとつの部品として扱う必要があり、さらに伝達経路である電磁結合、クロストークや、放射要因となる項目まで、ノイズ対策を行わなければならない。
さらに、製品開発期間は短縮化を求められており、もはや全項目を考慮した設計者任せの設計は限界にきている。
プリント基板の層数・サイズ・部品配置が制限される製品であったため、パターン設計のみで対策を施すという方針で望むことにしました。
まず、解析・チェックツール(NEC製DEMITASNX®)により、ノイズが大きい製品の解析を行います。その結果から、改善余地のある箇所を洗い出します。
要改善箇所から、弊社設計ノウハウにより優先順位を付け、以下の対策を行いました。
放射ノイズが低減。
使用している部品や回路、プリント基板のサイズや層数を変更しなくても、プリント基板のパターン設計を改善することで、電子機器を電波暗室で測定した結果、100~500MHzの周波数対において、放射ノイズが-10dBμV/m程度低下させることが出来ました。
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